ヨーロピアンルーレットとは?賭け方や配当を解説
ヨーロピアンルーレットとは?賭け方や配当を解説
この記事ではヨーロピアンルーレットについて賭け方や配当を解説していきます。
ルーレットと言えば、カジノゲームの中ではカジノの女王と呼ばれているほどポピュラーなゲームで、その種類もいくつかあります。
ヨーロピアンルーレットは一般的にフレンチルーレットと呼ばれており、大きいくくりで言えば、フレンチルーレットとアメリカンルーレットの2種類に分かれています。
フレンチルーレット
一般的なフレンチルーレットは0から36の数字がありますので、ストレートベットでは37か所のベットする箇所があります。
フレンチルーレットの期待値(還元率)は97.30%です。
ですのでハウスエッジ(カジノの取り分)は2.7%ということになります。
ルーレットの中ではフレンチルーレットが一番還元率が高い種類のルーレットになっています。
種類によってはラパルタージュという種類のフレンチルーレットもあり、この場合は赤黒などにベットしていて0にボールが入ってしまった場合はベット額の半分が返金されるという仕様のルーレットもあります。
アメリカンルーレット
フレンチルーレットに対してアメリカンルーレットは0~37の数字と00の合計38の数字が盤面にあります。
ストレートベットの場合は36倍の配当になるので、フレンチルーレットに比べると数字が1つ多い分、やや劣る仕様となっています。
アメリカンルーレットの期待値(還元率)は94.74%です。
ですのでハウスエッジ(カジノの取り分)は5.26%ということになります。
基本的な配当やベット箇所に関してはフレンチルーレットとほとんど変わりがありません。
ルーレットのルールや配当、賭け方
ルーレットは盤面のどこの数字にボールが入るかを予想するゲームです。
基本的にどのようなベットをしても控除率(ハウスエッジ)が一定になるようにオッズの調整がされています。
プレイヤー間の勝負は無く、常にカジノとの勝負になります。
ベットした箇所の当選確率が低いほど配当も大きく、ベットした箇所が多いほど配当は低くなります。
一般的なルーレットの配当は以下の通りです。
インサイドベット
- 1目賭け – 特定の数字1つに賭ける。配当は36倍。
- 2目賭け – 隣り合った数字2つに賭ける。配当は18倍。
- 3目賭け – 横一列の数字3つに賭ける。配当は12倍。
- 4目賭け – 十字の4方向にある数字4つまたは0、1、2、3(ヨーロピアンスタイルのみ)に賭ける。配当は9倍。
- 5目賭け – アメリカンスタイルにおいて、横2列の数字5つ(0、00、1、2、3)に賭ける。配当は7倍。唯一期待値が異なる(不利な)賭け方である上に、ハウスによっては6目賭けと同配当とするところも存在する。この賭け方を認めていないハウスも多い。
- 6目賭け – 横2列の数字6つに賭ける。配当は6倍。
アウトサイドベット
- 縦一列 – 縦1列の数字12個に賭ける。配当は3倍。
- 大中小 – 1~12、13~24、25~36のどれかに賭ける。配当は3倍。
- 前半・後半 – 1~18、19~36のどちらかに賭ける。配当は2倍。
- 奇数・偶数 – 奇数か偶数のどちらかに賭ける(0、00を除く)。配当は2倍。
- 赤・黒 – 赤色の数字か黒色の数字のどちらかに賭ける。配当は2倍。
ヨーロピアンルーレットの必勝法や攻略法
ルーレットには様々なベッティングと呼ばれるテクニックがあります。
その中でも有名なベッティングをご紹介していきます。
マーチンゲール法
おそらくオンラインカジノをプレイしていてマーチンゲール法を知らない人は少ないでしょう。
最も古典的かつ有名な手法です。
その手法はとても簡単で、配当2倍のゲームで負けてしまったら、次回の賭け金を倍にしていくというものです。
まず1単位を賭け、負ければその倍の2単位、さらに負ければそのさらに倍の4単位と賭けていき、一度でも勝てばそれまでの収支がプラスになり、また最初の1単位から同じことを繰り返すという手法となります。
試行回数に関係なく、勝った時には1単位を得ることになりますので、一度でも勝てれば1単位のプレスになります。
多くの場合は小さい勝ちを得ることが出来る方法ですが、負ける時はとてつもない大負けをしてしまいます。
ルーレットの赤黒のような二択のギャンブルは、片方だけが永遠に出続けることは絶対に無いので、配当が2倍以上のギャンブルで行えば、理論上は100%勝てる方法と言えますが、実際に行った場合、負けが連続するとたちまち資金がパンクするか、もしくはテーブルリミット(賭け金の上限)に達してしまうため、実用的な方法とはあまり言えません。
もしマーチンゲール法を使うのであれば、例えば4連敗したら損切をするといった損切設定を行うか、配当が2倍以上のベットで使用してみるのもいいでしょう。
また負けた時に賭け金を3倍以上にするグランマーチンゲール法という方法も存在します。
パーレー法
パーレー法は逆マーチンゲールとも呼ばれ、その名の通りマーチンゲールの反対の手法です。
つまり1単位賭けた後、勝てばその倍の2単位、さらに勝てばその倍の4単位、負ければ1単位に戻す、という手法になります。
もちろん、勝ち続けても1回でも負ければ損となるため、どこかで1単位に戻して獲得金をしっかりと利確する必要があります。
100円ベットで配当が2倍のゲームの場合、10連勝すれば1024倍の配当になるので稀に大勝ちする可能性はありますが、多くは小さい負けが増えていくスタイルと言えます。
ココモ法
ココモ法は配当が3倍以上のゲームで有効なベッティングで、【1,1,2,3,5,8,13,21,44,65・・・】という感じで前回と前々回のベット額を合わせたものをベットしていくやり方です。
マーチンゲールと似ている手法で、当たるタイミングによっては大きく利益を出すことも可能ですが、やはり連敗をしてしまうと大負けしてしまう可能性も高いです。
ダランベール法
ダランベール法はジャン・ル・ロン・ダランベールが開発したと言われる手法で、最近ではこの手法はとても人気がある。
まず最初に1単位のベットを行い、負けた場合には賭け金を1単位増やし、勝った場合は1単位減らす手法です。
一度の勝ちで全ての負けを取り返すことは出来ませんが、負け続けても資金の減りは他の手法に比べると緩やかと言えます。
ダランベール法は、最終的に勝率が収束すればプラス収支にすることが出来るので、数学的にも効率的な手法と言えます。
とはいえ連敗をし過ぎてしまうと、ベット額は上がっていきますし、運が悪いと10連敗以上してしまうこともあるでしょうから、油断は禁物と言えます。
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